360度カメラの画像でバーチャルお花見

VRで桜を撮る

前回、Entaniya社の360度カメラEntapano 2を持って浜松町を探索してみたが、今回はそのカメラで駆使して、バーチャルお花見ができないか試みた。
この日は快晴。気温、約16℃。毎年気象庁が発表する桜の開花宣言から約2週間後。満開宣言から2日後のことである。

芝公園一帯(主に増上寺)を探索してみたところ、増上寺の桜は枝垂れ桜が満開、ソメイヨシノは5~7分咲きであった。

枝垂れ桜の枝越しに

増上寺の本殿、そしてその向こうに東京タワーが見える。増上寺がちゃんと写っていない!
これは、カメラにモニターがないため、撮影した瞬間は、どのように撮れているのか予想が付かないからである。
でも、だからといって気を落とす必要はない。画面をスクロールして真上に当たる方向を見ていただきたい。

これが、360度カメラの醍醐味ではないだろうか。
枝垂れる枝から目の前に降り注ぐ薄紅の花と、木漏れ日の美しさが立体的に描き出される。

鐘撞堂の近くの枝垂れ桜も満開だ。

増上寺の本殿から、左に抜け裏手に回ると、美しい庭がある。

少し遠くに東京タワーを見ながら歩く桜の風景。

ソメイヨシノと増上寺の本殿。

前回は、薄曇りの天候でも、画質は悪くないと感じたが、快晴の中での撮影は、やはり画像の美しさや明るさが際立つ。

なにより、手軽にVRを撮影し、アップできることで、見ている人にも目の前に桜の風景が広がるような臨場感や迫力を味わっていただける点がお薦めのポイントではないだろうか。

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