ケーズホールディングスの2025年4月度の売上状況ケーズホールディングスの4月度は99.7％と前年を下回りましたパソコンや情報機器、クリーナー、調理家電、理美容・健康器具の売上は好調でしたが、テレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの主要商品が前年を下回り、全体の売上を補うことができませんでした。店舗関連では、茨城県の「行方店」と神奈川県の「川崎野川店」が閉店した一方で、大阪府に「西成店」と「いこらも～る泉佐野店」がオープンしています。

エディオンの2025年4月度の売上状況エディオンの4月度は、全店で101.1％、直営店で101.9％と、前年を若干上回る結果となりました。テレビ、冷蔵庫、洗濯機、ELS事業は前年を下回りましたがエアコンは昨年よりも2桁の成長を見せました。また、パソコンも大きく伸長しています。店舗関連では、4月18日（金）に愛知県豊橋市に直営店「エディオン豊橋ミラまち店」がオープンしました。一方、FCは1店舗オープンし、4店舗閉鎖しています。

ビックカメラの2025年4月度の売上状況ビックカメラの4月度は99.9％で前年を若干下回りました。パソコン周辺機器やスマートフォンは好調でパソコン本体、調理家電、エアコン、理美容家電も安定した売上を見せました。しかし、テレビや音響アクセサリー、冷蔵庫、洗濯機は少し不振で、カメラも厳しい状況が続いており、全体の業績に影響を与えました。その他の商品では、医薬品や酒類、寝具が好調で、時計やスポーツ用品も安定していましたが、玩具は少し不振で、ゲームも低調という結果となりました。

コジマの2025年4月度の売上状況コジマの4月度は、既存店105.2％、全店105.1％と前年を上まわる結果となりました。テレビ、冷蔵庫、掃除機の売上は前年より減少しましたが、洗濯機、エアコン、パソコン、携帯電話は好調でした。特にパソコンは先月に続きWindows10のサポート終了に伴う需要と、新生活の影響でタブレットの需要が大きく伸長しました。その他のカテゴリーでは、東京都の補助金効果により太陽光・蓄電池が200%を超える実績を上げています。また、店舗関連では4月26日（土）に「コジマ×ビックカメラ コーナン田無店」がオープンしています。

上新電機の2025年4月度の売上状況上新電機の4月度は、グループ全体で105.9%と前年を上回りました。特に、先月に続いてパソコン、携帯電話、エアコンの売上が二桁成長を遂げており、好調さを維持しています。中でも携帯電話の伸びは顕著で、前年比137.7%と大幅な伸びを見せています。一方、テレビ、冷蔵庫、洗濯機・クリーナーは前年と比べて苦戦しています。店舗関連では、4月度には新たな出店や退店はなく、全体の店舗数に変化はありませんでした。

ヤマダHDデンキセグメントの2025年4月度の売上状況ヤマダHDデンキセグメントの4月度は99.8%と前年を下回りました。パソコンや携帯電話などの情報機器、家具、インテリア、リフォームは前年を上回ったものの、生活家電の売上が伸び悩み、特にエアコンは、前年の補助金や気温上昇による特需の反動減で全体の売上を押し下げました。店舗関連では、4月11日（金）に「テックランドロハル津田沼駅前店」、4月18日（金）に「テックランドららぽーと安城店」、4月25日（金）に、空港への出店としては初となる「YAMADA TAX FREE 成田空港第1ターミナル店」がオープンしたほか、4月26日（土）に「IDC OTSUKA 池袋ショールーム」もオープンしました。また、前年に45店舗の退店・統廃合があったため、4月の店舗数は前年対比で22店舗減少しています。デンキセグメント以外では、住建、金融、環境の全セグメントが前年を上回りました。