ケーズホールディングスの2025年3月度の売上状況ケーズホールディングスの3月度は101.8％と前年を上回りました。テレビは前年を下回ったものの、パソコン・情報機器、冷蔵庫、洗濯機、クリーナー、調理家電、理美容・健康器具、エアコンの売上が伸び、全体として前年を超える結果となりました。また、店舗に関しては、宮城県の加賀野店と大阪府の東大阪店が閉店しましたが、北海道に約1,500坪の帯広店がオープンしています。

エディオンの2025年3月度の売上状況エディオンの3月度は、全店舗で106.7％、直営店で107.0％となり、前年を上回る結果となりました。テレビとELS事業は前年を下回ったものの、エアコンとパソコンは前年から2桁伸長しました。また冷蔵庫も前年以上の実績、洗濯機もほぼ前年通りの実績でした。店舗関係ではFCが３店舗オープンしましたが、3月30日に直営のフォレオ大阪ドームシティ店が閉店し、他にFC店舗が7店舗閉店しました。

ビックカメラの2025年3月度の売上状況ビックカメラの3月度は100.6％で前年とほぼ同水準でした。カメラ、テレビ、音響アクセサリー、冷蔵庫、洗濯機、理美容家電、パソコン本体は不振でしたが、パソコン周辺機器やスマートフォンの売上が好調で、全体を支えました。またエアコンと調理家電も安定した成果を上げています。その他のカテゴリーでは、医薬品、玩具、酒類、寝具が好調で、時計も堅調でしたが、ゲームやスポーツ用品はやや低迷している結果となりました。

コジマの2025年3月度の売上状況コジマの3月度は既存店107.1％、全店106.5％と前年を上まわる結果となりました。テレビ、冷蔵庫、洗濯機、掃除機の売上は前年より減少しましたが、エアコン、パソコン、携帯電話は好調でした。エアコンは、東京都の省エネ家電買替促進に関する補助金施策の影響を受け、先月に引き続き成長を見せました。携帯電話は3大キャリアすべてが好調な売上を記録しています。また、パソコンはWindows10のサポート終了に伴う需要により、モバイルノートPCが好調でした。その他のカテゴリーでは、太陽光発電や蓄電池が東京都の補助金の効果で大きく成長しています。

上新電機の2025年3月度の売上状況上新電機の3月度は、グループ全体で115.2%と前年を大きく上まわりました。ほとんどのカテゴリーが前年を超えましたが、パソコン、携帯電話、エアコンは二桁成長でした。特に携帯電話は141.2%と大幅伸長しています。またテレビ、冷蔵庫、洗濯機・クリーナーも前年から大きく伸長しています。店舗関係では3月31日に大阪府のはりなかの店が閉店しましたが、3月20日、石川県に新小松イオンモール店がオープンしています。

ヤマダHDデンキセグメントの2025年3月度の売上状況ヤマダHDデンキセグメントの3月度は106.7%と前年を上回りました。S&Bによる大型店の閉店の影響で、一時的に既存店の床面積が減少していましたが、3月28日にオープンしたイオンタウン大垣店を含む、当期に新たに出店したLIFE SELECTの4店舗やその他の新店舗が売上の増加に寄与し、前期を上回る結果となりました。商品別では、冷蔵庫、エアコン、パソコン、携帯電話が好調に推移しています。また、デンキセグメント以外でも、住建、金融、環境の各セグメントが前年を上回る成績を収めました。