家電量販企業月次速報

はじめに

家電量販企業の直近の売上状況や変化をみるには、IR情報として開示している「月次速報」が参考になります。月次速報は店舗のPOSデータに基づいた売上であり、その他の売上等は含まれないため実際の業績進捗とは異なりますが、月々の動向や伸長度合いをチェックできます。家電量販企業上位7社のうち、月次速報を公表しているのはエディオン、ケーズホールディングス、ビックカメラ・コジマ、上新電機、ヤマダホールディングスです。

主要家電量販6企業、売上高前年同月比の推移

ケーズホールディングス

※出典:各家電量販企業のWebサイト・IR情報。このページの数字は売上POSデータに基づいて作成したもので、速報値であり決算等の数字とは異なりますのでご注意ください。

ケーズホールディングスの2024年1月度の売上状況ケーズホールディングスの1月度は92.1%と振るいませんでした。調理家電と理美容・健康器具は前年を維持しましたが、パソコン・情報機器が69.3%と大きく落ち込み、エアコンは91.9%、洗濯機、冷蔵庫も90%前後と振るいませんでした。

エディオン

※出典:各家電量販企業のWebサイト・IR情報。このページの数字は売上POSデータに基づいて作成したもので、速報値であり決算等の数字とは異なりますのでご注意ください。

エディオンの2024年1月度の売上状況エディオンの1月度は95.5%と前年を割込みました。パソコンは75.3%と売り上げを大きく落とし、エアコンも91.7%と不振でした。冷蔵庫、洗濯機は100%に近い数値でしたが、前年を上回る事はできませんでした。

ビックカメラ

※出典:各家電量販企業のWebサイト・IR情報。このページの数字は売上POSデータに基づいて作成したもので、速報値であり決算等の数字とは異なりますのでご注意ください。

ビックカメラの2024年1月度の売上状況ビックカメラの1月度は104.7%と前年を上回りました。白物家電や理美容家電が好調で、冷蔵庫や調理家電も前年を上回りました。情報通信商品もスマートフォン、パソコン周辺機器が堅調で、インバウンド需要も堅調に推移しました。

コジマ

※出典:各家電量販企業のWebサイト・IR情報。このページの数字は売上POSデータに基づいて作成したもので、速報値であり決算等の数字とは異なりますのでご注意ください。

コジマの2024年1月度の売上状況コジマの1月度は既存店87.3%、全店88.8%と厳しい数値となりました。特に携帯電話は79.7%と不振で、洗濯機、冷蔵庫も前年を上回る事が出来ず、主力家電製品全部門で前年を下回る結果となりました。

上新電機

※出典:各家電量販企業のWebサイト・IR情報。このページの数字は売上POSデータに基づいて作成したもので、速報値であり決算等の数字とは異なりますのでご注意ください。

上新電機の2024年1月度の売上状況上新電機の1月度は88.7%と厳しい数値となりました。好調を維持してきた携帯電話が73.5%と大きく落ち込み、パソコンも70.6%、冷蔵庫、テレビも85%前後と共に不振な結果でした。

ヤマダHDデンキセグメント

※出典:各家電量販企業のWebサイト・IR情報。このページの数字は売上POSデータに基づいて作成したもので、速報値であり決算等の数字とは異なりますのでご注意ください。

ヤマダHDデンキセグメントの2024年1月度の売上状況ヤマダHDデンキセグメントの1月度は92.8%と厳しい数値になりました。好調だった携帯電話が大きく前年を下回り、パソコンも振るわず、季節商品も暖冬の影響で前期を下回る結果となりました。

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